占い師のちょっと一言・・・

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二軍戦で登板回避となった松坂投手

2007年メジャーに行くとき初めて松坂投手の命式を拝見した。日本人として最高額の契約料でのメジャー行きだった。何でも祖父が砲丸投げをされていたとかで、その血筋で強い肩を受け継いでいるということだった。しかし、私の鑑定では体の故障を抱える致命的な星が二か所に存在した。「大丈夫だろうか。無事に現役をすごせるのかな」という危惧が頭をよぎった。

2009年のWBCで日本代表に。2008年暮れから翌2009年に彼の星は試練星にバッシングされる。この時期は企業家は経営のピンチに立たされたり、我々も体調を崩したりと思わぬ不運に見舞われる。WBCでは素晴らしいピッチングで日本の優勝に貢献した。ただし、この時かなり無理をしたはずである。2010年も怪我や体調を崩しやすい星回り。私の中ではあのWBCで松阪選手は終わったと思えた。

現在。セレブ気分の中で妻や子供たちは彼の高額契約料にすがっている。あの体で単身赴任と聞いて驚いた。家族の為に働く夫、父親を一番に思わないのだろうか?

スポーツ選手は体の健康管理とともにメンタル面での家族の支えは大きい。だから年上のしっかり女房を娶ることは多い。

彼には妻子の希望を満たすためのお金が必要。だから巨人との交渉金額で折り合わず巨人は「希望の金額を出してまでは要らない」と話をまとめなかったそうだ。正解。

人はその時その時の人生の節目をどう選択し、生きるかで人生が決まる。

今は焦りや無理は禁物である。なぜなら昨年、今年と彼は大殺界の中に居る。